脳腫瘍

まずはこちらからご覧ください

病院の裏側

の人気がわかる人気ブログランキング




脳腫瘍とは、脳組織の中に異常細胞が増殖する病気です。
大きくは原発性の脳腫瘍と、他臓器から転移した転移性脳腫瘍に分けられます。
脳腫瘍の発生率は10万人に対して約10人前後といわれてます。


原発性脳腫瘍
原発性には良性と悪性の2種類ありますが、良性でも大きくなると治療する
必要があります。
原発性の悪性脳腫瘍の大多くは神経膠腫であり、そのうち約75%は星細胞系腫瘍です。

転移性脳腫瘍
転移性脳腫瘍は脳腫瘍全体の12〜13%を占め、その発生先は@肺A乳腺B消化器C頭頸部
D腎臓E膀胱F子宮の順になっています。組織学的には腺がんが最も多く、扁平上皮がん、
未分化がんとなっています。

■脳腫瘍の原因
脳腫瘍の原因、誘因には、結節性硬化症を持つ人やその家族、および外傷、放射線、
遺伝子異常などがあげられていますが、未だ確定はされていません。

■脳腫瘍の症状
局所症状
脳は神経の中枢ですが、運動や感覚などの色々な機能は脳の各部位で分散して行われています。
よって、脳腫瘍の発生した部位によって症状が異なります。侵される部位によって、頭痛、
けいれん発作、手足の運動麻痺、しびれ、聴力障害、言語障害、視力低下、視野狭窄、
記憶力や判断力の障害、無気力、痴呆様行動などの症状が起きる場合もあります。

頭蓋内亢進症状
頭蓋内で腫瘍が大きくなると、正常な脳を圧迫し頭蓋内圧が上昇します。これにより持続的な
頭痛、吐き気、嘔吐、うっ血乳頭などの症状が見られる様になります。慢性頭痛は
その中でも最も注意しなければならない症状です。頭痛の症状は脳腫瘍以外の病気でも
おこりますが、脳腫瘍の場合には慢性的に症状が持続し、朝起床時に症状が強く、
その後は次第に症状が弱くなっていく傾向があります。初期の脳腫瘍の約20%に
見られる症状ですが、進行するにつれ70%以上みられる様に
なります。
頭痛の増悪とともに吐き気、痙攣、失神などもみられるようになります。
これらの症状がみられた時は、すぐに医師の診察を受ける必要があります。

■脳腫瘍の診断
症状及びその経過、年齢、性別などの情報は病院で脳腫瘍の診断を確定する上で非常に有用です。
脳腫瘍であるかどうかは、CTあるいはMRIなどの画像診断が有効です。脳腫瘍が疑われる
場合には、さらに様々な検査を行います。例えば、造影剤を用いたCTあるいはMRI、
脳血管造影、PET、MRSなどです。一方、血液検査なども行います。脳脊髄液の検査を
行うこともあります。徹底的な検査の後に脳の中のどの部分に、どの程度の大きさの
どういう性質の腫瘍ができているかを診断し、治療の計画が立てられます。

脳腫瘍の種類、悪性か良性か、悪性の場合にはその程度を決める必要があります。このためには、
開頭手術を行って腫瘍を採取してその組織を顕微鏡で調べ、脳腫瘍の種類と悪性の場合には
悪性度を診断する病理診断が行われます。どちらを選ぶかの基準の多くは、画像診断と
全身状態によります。
一般的に臨床上の神経症状と脳腫瘍の程度は相関しないことがあります。症状が軽い場合でも、
進行が早い悪性脳腫瘍に侵されていれば、未治療のままでは1ヶ月以内に命を落とすことも
ありますので注意が必要です。意識障害や傾眠傾向が出現すれば、悪性・良性に拘わらず、
緊急処置が必要となります。
これを放置すると近い将来、脳ヘルニアを併発して呼吸停止に陥り、自分呼吸が出来なく
なります。脳腫瘍は進行性の病気ですから、頭痛、嘔気、嘔吐などの一連の症状が進行している
場合には、早急に専門病院で精密検査及び治療を受けることが必要です。


■脳腫瘍の治療
外科手術
脳腫瘍の治療は手術による患部摘出が最も有効な方法で、良性腫瘍の多くは手術に
よる場合が多いのですが、例えば手足を動かす神経のあるところに腫瘍ができた場合など、
手術による治療が難しい場合もあります。悪性度の低い腫瘍なら手術で腫瘍を完全に
摘出すれば治療は終了し、後は経過観察となります。手術で腫瘍が取りきれなかった場合は
放射線治療が追加されます。悪性度の高い腫瘍は周囲に浸潤しながら増殖していくため、
まず手術でできる限り腫瘍を取り、その後は状況に応じて放射線治療、抗がん剤治療が
行われます。

放射線療法
放射線療法は脳腫瘍に対しては大変重要な治療法で、特に悪性腫瘍の場合には多くの場合
放射線療法が用いられますが、腫瘍が消えたとしても、その後再発する率が高いため、
再発を防ぐ為に化学療法も組み合わされます。放射線療法は、手術や化学療法と
組み合わせて行われる場合や、単独で行われる場合もあります。

ガンマナイフ
ガンマ線という放射線を局所に集中させる治療法です。
201個の放射線源が組み込まれたヘルメットのような装置をかぶり、腫瘍に向けて
放射線が照射されます。病巣をナイフでスパッと切り取るような治療法なので
ガンマナイフと呼ばれています。
手術や放射線療法は、腫瘍患部に対する治療として有効です。

化学療法
抗がん剤による化学療法は手術や放射線療法と併用して行われることが一般的です。

■脳腫瘍の予後・生存率
脳腫瘍全体の5年生存率は75%を超える程度までになっています。調査報告によれば
良性腫瘍の髄膜種では93%、下垂体腺腫は96%、神経鞘腫は97%です。一方、神経膠腫
全体では38%、最も悪性の神経膠芽腫は6%、その次に悪性の悪性星細胞腫は
23%、星細胞腫が66%程度となっています。転移性脳腫瘍の5年生存率は13%にすぎません。

ご存知の通り、一般的ながん治療は手術・放射線・抗がん剤という既存の三大療法が
中心的な役割を占めており、 新しい技術・新しい薬が次々と開発されてきています。
夢の治療法・夢の新薬とマスコミなどで報道される治療法が毎年のように出てきている
一方で、 残念ながら、末期脳腫瘍患者をはじめ、脳腫瘍で命を落とされる方は増え続けています。
脳腫瘍は以前、恐ろしい病気には変わりないというのが現状です。


サイトマップ
DFP
【症状・兆候】
頭痛の原因|頭痛の種類|メマイとふらつき|吐き気や嘔吐を伴う病気|耳鳴りの原因|危険なしびれの症状|アレルギー原因と症状|肥満の意外な原因 |腹痛|病院での痛い検査夏バテ解消法|冷え性   
【病気】
くも膜下出血 その症状と原因|髄膜炎|水頭症|片頭痛|脳挫傷|アルツハイマー型痴呆|一過性脳虚血発作とは|
パーキンソン病と症候群の違い|うつ病-原因と症状|脳腫瘍|脳出血|急性胃炎生活習慣病|姿勢性症候群|
めまいと病気|インフルエンザ|脳梗塞とは@|脳梗塞とはA|高血圧 |胃腸炎?|病院の診断書|
【医療事務】
医療事務の仕事・資格・求人|医療事務の仕事|救急車の運転|  
【病院・医療ネタ】
注射|つめで肥満体質がわかる?|メタボリックシンドローム|救急病院の問題|病院のカルテ読めますか?|採血の必要性|ジェネリック医薬品|がん予防|デング熱|王監督再入院|名医 |カレーでボケ防止!|王監督退院決定!|
小橋選手、がんを克服し退院!|都会の男性!心疾患に要注意です。|2時間待ち3分診療という病院の現実 |平均寿命 |
ウィニーで精神疾患患者データ流出 |人気ドラマ『白い巨塔』『医龍』に見る大名行列|王監督、手術成功!|
メンタルヘルス|メンタルヘルスA|
【病院】
風邪をひいたら・・・|病院勤務の特権|医療関係者はおたく?|意識障害の患者|病院の売上目標|病院の朝|
新人看護師の事件簿|白衣の天使|放射線室での喜劇|デジャヴ〜交通事故の少女〜|霊安室の恐怖 |脳腫瘍の患者|
交通事故の患者@|交通事故の患者A|交通事故の患者B|
【医療制度】
健康保険証に臓器提供意思表示欄|延命治療の是非|医療費抑制に拍車|
【健康・ダイエット】
デトックス健康法  
【病院で起きた事件】
心筋梗塞|宿直時の大地震|車炎上?|
【いい医者の見分】
いい医者の見分け方|名医とは|
【医療ミス(病院での医療過誤)】
群馬大学病院での医療ミスについて|病院の医療ミス
【自己紹介】
私が病院を辞めた訳


【PR】病院 就業規則 ・ クリニック 就業規則
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。